知る人ぞ知る 平和の鐘。
ハチロクの朝は どなたでも
鐘を鳴らすことが出来るそうです。
行かなくても存在を知って頂くだけでも。
中の人の祖父が鋳造技術者であるため
平和の鐘の会へ毎年招待頂いております。
この日が暑ければ暑いほど
晴れれば晴れるほど
筆舌に尽くせぬ気持ちになります。
祖父のお父さんは
ピカ(と呼ばせて)が落ちてすぐ
祖父が自宅から横川まで歩いて探して
何ひとつ見付からなかったそうです。
あの時間 いつものことだから父さんは
横川駅付近で馬を連れていたと思う。と
祖父が言葉少なに生前聞かせてくれました。
ハチロクは広島市内民にとって
一同のお盆みたいなものだと
昔 仲間と話したことがあります。
誰かの家族のための黙祷に
この日のあの時間くらい寄り添って
痛みに思いを馳せて欲しい。
For whom the bell tollsは
For beloved one the bell tollsです。